パーティーが終わり俺たちは人間界に戻って来た。
皆は普段道理の生活に戻ったが、俺とシルバは、ある島に向かっていた。
人間界に戻って来た時、握り寿司を教えてくれた師匠が奇妙な事が起こっていると教えてくれた。
「最近ここらへんで子供が次々と居なくなっている。お前も気をつけろよ」と
気になってフレアに空で街の様子を見てもらっていたら子供を連れ去っている奴を見つけたと報告が有ったのでそのまま探らせていたらこの島に行きついた。
「おいヒョウガこの島、血の臭いがするぞ。それも大量のだ」
「…気を引き締めて行くぞ」
警戒をしながら島を進んでいく怪しい建物と門番のエクソシストが居た。
「貴様らここから先は立ち入り禁止だ立ち去れ!立ち去らなければ滅するぞ悪魔ども!!」
「この先に連れ去られた子供が居るはずだ。通らせてもらう」
エクソシストを無視し奥に進もうとしたら光の剣で斬りかかって来た。
「立ち去れと言ったはずだ。それに奥に進んでも子供はもう実験台になってこの世には居ないだろうよ」
「どう言う意味だ!!」
シルバがエクソシストに言葉に噛みついた。
「さっき言ったとおりだ。連れ去られた子供は皆とある因子を持っている子供だ。今頃それを抜くため殺されているはずだ」
「…その因子とは何だ?」
「聖剣を扱うために必要な物だ。一人だけならその因子の力は弱いが集めれば聖剣を扱える。それを集める為の研究施設がここだ」
「そんな物の為にガキどもを殺すってのか!?」
「必要な犠牲だ。お前ら悪魔も契約主から対価をもらったりしているんだから同じ…!?」
ゴトッ
「お前ら屑と一緒にするな」
ふざけた事を言おうとしたエクソシストの首をエクセリオンブレードを出し切り捨てた。
「行くぞシルバ。それと獣人化しておけ。この中はエクソシストだらけのはずだからな」
「了解。ガキを実験台にする研究なんてぶっ壊してやる!」
誰も逃げ出せないように結界で覆った後、俺たちは研究施設に乗り込んだ。