小説『真剣でD×Dに恋しなさい!『完結』』
作者:ダーク・シリウス()

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九月十四日(月)


修学旅行日、行き先はカナダ。一誠達は飛行機に乗ってカナダに向かって―――いるのではなく


「やっぱり、家で向った方がのんびりできる」


「私達も誘ってくれてありがとうございます」


「ありがとうねー!」


「飛行機じゃあ此処までのんびりとできないから良かったかもな」


「感謝感激です!」


ステルス化となっている天使達の聖域でカナダに向かっていた


「でも、辰さん達は大丈夫なんですか?」


「ああ、気にするな。この家に直接出入りできるから遠くにこの家があっても戻って来れる」


「便利ですねー」


「しかし、別行動をしても良かったのか?」


「俺だからな」


「「「「納得」」」」


「それにちゃんとカナダで待ち合わせをすればいい。一応、鉄心と宇佐美、小島には言ってある」


「手回しがいいですね」


「お前等と一緒に行きたいからな」


「嬉しいです!」


「僕もー!」


「それじゃあご飯を作るとしよう。何がいい?何でも食材は揃っているから何でも作れるぞ」


「僕はステーキ!」


「私は一誠さんが作る料理なら何でも食べます」


「私は松永納豆を使った料理!」


「じゃあ、俺はパエリアで」


「意外だな、パエリアだなんて何処かの店でも食ったか?しかも皆、バラバラだし」


「まあ、美味しかったからなー」


「そうか、それじゃあご要望に応えて作るとするか」


―――数分後


「できたぞー」


「「早っ!?」」


「もっと時間が掛かるかと思いましたが・・・・・」


「ああ、時間を少しいじっているんだ。この空間と違う空間の時間を」


「そんなことが可能なのですか?」


「神器の力だ」


「なるほど、時の力ですね?」


「理解が早くて助かる。冬馬はペペロンチーノ、燕は納豆を使った寿司と他にも作った」


「わっ!美味しそう!」


「早く食べたーい!」


「何というか、違う種類の料理をこうも作れる一誠さんは本当に凄い」


「料理が好きだからな。それに新しいレシピを考えて作るぞ。それじゃあ―――いただきます」


「「「「いただきます!」」」」


その後、燕達は一誠の料理を平らげるとカナダに辿りつくまでのんびりと寛いだ。


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