小説『真剣でD×Dに恋しなさい!『完結』』
作者:ダーク・シリウス()

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「まゆっち!」


担架で運ばれるユキと由紀江に駈け寄る百代達。


「まゆっち!しっかりして!まゆっち!」


「ユキ!」


「イヨ・・・・・ちゃん」


「準・・・・・」


「まゆっち!」


「ユキ・・・・・」


「ごめん・・・・・なさい」


「負けちゃった・・・・・」


「謝らなくていいよ!まゆっちは頑張ったんだから!」


「ユキ、貴女は頑張りましたよ・・・・・」


「―――ええ、そうですよ」


百代達に金髪の女性が近づいてきた。同じ女性でも見惚れてしまうほどの美しさに神々しさを感じさせる。


「黛さん、よくベルゼブブの攻撃を防げましたね」


「貴女は・・・・・」


「私はメイビス」


バサァッ


「元、神です」


頭上に金色の輪が現れ、背中に6対12枚の金色の翼を出したメイビス


「神・・・・・!?」


「一誠さんと同じ金色の輪に翼・・・・・」


「いま治してあげますね」


メイビスはユキと由紀江の腹部に手を添えると金色の光が二人の体に流れていき二人の傷が治っていく。

しばらくすると二人の傷が完治した


「では、他の方のところに行きます。『負傷した奴等を治してくれ』とイッセーから言われていますので」


微笑みを百代達に見せてメイビスは傷つき今でも治療されているであろう

介護室にいるマルギッテ達の方へ移動した。


「まゆっち・・・・・大丈夫?」


「はっ、はい、傷が完全に治りました。もう痛みも感じません」


「準!トーマ!もう痛くなくなったよー!」


「それは良かったです」


「一誠さんの家族は色々といるで候」


「魔王の次は神だしなぁー、元だけど」


「堕天使もいるんじゃないのかな?」


「そうかもしれませんね。では準、行きましょうか」


「ああ、行くとしましょうかね」


「おいおい、大丈夫なのか?」


「いえ、大丈夫ではないですね。私達は負けるでしょう」


「だったら―――」


「ですが、やらねばならない時だってあるんです。例え、負けたとしても」


「後は頼みました」


準と冬馬は前に移動する。『幽幻龍騎士団』からは、


ローブを着込んだ二人の人物だった。深くローブを着込んでいるので冬馬達からは男か女か解らない。

―――『幽幻龍騎士団』が何故か哀れみの視線を冬馬と準に送られていた


「両者、名乗りを上げなさい」


「2−S葵冬馬です」


「2−S井上準だ」


「「・・・・・」」


「これ、次はお前さん達の番じゃぞ。名乗るのじゃ」


「―――じゃあ、自己紹介をするわ〜ん」


「「「・・・・・え?」」」


バッ!


ローブを着込んだ二人の人物はローブを掴み、取り払った。―――刹那


「はあ〜い♪『幽幻龍騎士団』一の踊り子、貂蝉ちゃんでぇ〜す!


「ガッハッハ!『幽幻龍騎士団』一の巫女、卑弥呼じゃ!」


スキーンヘッドにピンクのビキニしか穿いていない男(漢女)貂蝉と白い髪と眉、ヒゲに燕尾服を着込み、

褌を穿いた男(漢女)卑弥呼がその鍛え上げた肉体をポーズした。


「うっふ〜ん♪よろしくねー?」


「久々にワシらの出番じゃ!」


嬉々として二人は戦いを楽しみにしていた。―――刹那


「「「「「「「「「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

あああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」」」」」」」」」」


―――世界が悲鳴を上げた。そして、冬馬と準の二人は


「こ、こんな奴も一誠さんの家族だって言うのかよ・・・・・!?とてもじゃないが信じられねぇ!」


「目がぁー!目がぁー!」


「若!しっかりしてくれ!此処で勝たないと一誠さんが連れて行かれちまうんだから!」


「うっふ〜ん、可愛い男の子だわぁ〜」


「ぐっふっふ!食べたいのぅ!」


「ひっ・・・・・!?」


「第6試合、開始じゃ!」


さっさと試合を終わらせたいのか名乗らせもせずに試合を開始した鉄心。


「それじゃあ、いくわよん!」


「ワシらの愛を受け止めるのじゃ!」


「絶対に嫌だ!」


「貴方達の愛より一誠さんの愛がまだマシです!」


翼を出して空に逃げる二人。―――しかし!


「待ちなさ〜い!」


「空でのデートとは嬉しいのぅ!」


貂蝉、卑弥呼も二人を追う為に空を蹴って跳ぶ


「なっ!?翼がある訳でもないのにあの巨漢でここまで来れるのか!?」


「準!迎撃です!」


複数の魔力弾を放つ冬馬。準も冬馬に続いて魔力弾を放つと貂蝉達に直撃した


「あふん!おふん!くすぐったいわぁ!」


「チクチクして痒いのじゃ!もしや、これは愛の鞭!?」


「全然効いていねえし!?愛の鞭じゃねえ!」


「あ、あんな化物が一誠さんの家族とは思いたくないです!」


「だぁ〜れが!夢にまで出てくる程の恐ろしく醜くて嫉妬の塊の化物ですってぇ〜!?」


「だぁ〜れが!見ただけで死に至ってしまう醜悪な化物じゃとー!?」


「「そこまで言っていない!」」


「私はか弱い踊り子なのに!」


「ワシは心が繊細な巫女なのに!」


「「化物なんて酷い!」」


「どこがだよ!?」


「どこがですか!?」


二人は攻撃の手を緩めずに貂蝉達に攻撃を仕掛けるが、二人の体は鋼の鎧如く

冬馬と準の攻撃をくらい続けてもダメージが無に等しいようで追いかけ続ける


「そろそろ私達の愛の攻撃をしてあげるわ〜ん!」


「がっはっは!受け止めるのじゃ!」


貂蝉と卑弥呼がお互い手を繋いで身体を密着させると二人は腕を前に突き出して互いの手をある形にし、

合わせて気を集束―――ハート型で桃色の気のビームを放った


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」


「あれは危険です!」


ギリギリに回避する。すると二人の頭に誰かが話しかけてきた


「(あー、準と冬馬)」


「(一誠さん!?あの二人は一体何なんですか!)」


「(三国志に出てくる三国一の美女、貂蝉の子孫の貂蝉。

邪馬台国の話に登場する巫女の卑弥呼の子孫、卑弥呼だ)」


「(嘘です!二人共、絶世の美女の筈です!どうしてあんな醜いバケモノが絶世の

美女の子孫なんですか!?)」


「(詐欺だ!絶対に詐欺でしょう!?)」


貂蝉達の攻撃をかわしながら一誠に抗議する二人


「(一先ず、俺は進めるぞ。―――棄権しろ)」


「(な、何でそう言う事を言うんですか・・・・・?)」


「(あの二人はどんな攻撃を受けてもダメージが皆無なんだ。事実、

俺や俺の家族の総攻撃を受けても数分で復活するほどの防御力と回復力の持ち主だ)」


「(・・・・・つまり、絶対に勝ち目が無いって事ですね?)」


「(もう一つ言うと、今の攻撃を受けたらあいつらの仲間に成ると思った方がいいぞ)」


「(えっ、どういうことだ?)」


「(漢女道(オカマ)の同士に成るってことだ。真剣と書いてマジで)」


「「(・・・・・・)」」


一誠の言葉に背中に冷たいものが走った。―――刹那


「つっかまえーた♪」


「ぐっふっふ、もう逃がさんぞい」


「「はっ!?」」


ガシッ!


二人は遂に貂蝉達に捕まった。その鍛え上げられた筋肉に・・・・・


「は、放せ!放せ!」


「いやよ〜ん♪折角の良い男をGETしたんだから〜ん!」


「放してください!お願いします!」


「良い身体をしておるの〜う、此処も柔らかくて力を入れ過ぎると握り潰れてしまうほどに・・・・・」


「卑弥呼ぉー、このままこの二人にアレをしましょうよー」


「ほほう、アレとな?いいではないか」


二人の会話に不穏の空気が漂う


「あ、あの、俺達に一体どうしようと・・・・・?」


「ぐっふっふ、ワシらの歌を聞かせる事じゃ!」


「「歌・・・・・?」」


「そうよ!私と卑弥呼のデュエットソングを聞いてもらうの!」


「どうせならあの学園に集まっている者達にも聞かせるのじゃ!」


「賛成!それじゃあ、この子達を縛って降りましょう!」


そう言ってどこからか出した縄を冬馬達に縛り付けてグラウンドに降りた。その様子を見ている

『幽幻龍騎士団』は疑問の表情を浮かべていた


「貂蝉!」


「卑弥呼!」


二人は褌とビキニに手を突っ込んで―――マイクを取り出した。その様子を

一誠達は「まさか・・・・・!?」と目を大きく見開いた


「「ミュージック―――スタート!」」


―――刹那、どこからか曲が流れ始めた。その曲を聞いてグラウンドにいる者達は首を傾げた


「「ダダダ男々!男々!男々だ!だぁ〜りん☆凛々!凛々!勇気凛々!モモモ悶々!悶々!悶々と妄想!

漢女だから漢女だからぁぁぁあっ!」」


二人は突如、歌いだした。その瞬間、一誠達は耳栓を耳に嵌めた。その後、貂蝉達の歌声を聴く

羽目になった者達は次々と二人の歌に耐えきれずに失神する者が続出した。―――その映像をお茶の間にも

流れ出し、一部の者達以外ではその歌と歌っている人物に恐怖したという。


―――数分後


「「・・・・・」」


冬馬と準が気絶していた。いや、この場にいる『幽幻龍騎士団』と耳を塞いでいた百代、揚羽、辰、燕、ユミ

以外の者達が全員、失神するか、現実逃避をする姿が見えた。その光景に気づいて卑弥呼が口を開く


「むっ、貂蝉よ。皆の者が気絶しているぞ」


「あらホント、きっと私達の魅力と歌声に酔いしれてしまったんだわぁー」


「罪じゃのう・・・・・」


「ええ、本当にね・・・・・。―――あら!あそこに良い男がいるわよ!」


「なに!?何処じゃ!」


「ぐっふっふ!しかもたくさん!」


「おお・・・・・!本当に良い男が一杯おるわい!」


「た・べ・ちゃ・い・た・い・わ☆」


「このさいじゃ!全部食べてしまおう!今すぐに!」


「そうね!それじゃあ―――」


「―――いい加減に戻って来い!」


ジャララララララッ!


「あふんっ!」


「おふっ!」


二人の背後から大量の鎖が投げられて拘束されてしまった。そのままズルズルと一誠達のところまで引きずり込まれてしまった


「い、いけずぅー!」


「せめて、一人ぐらいいいじゃろうに!」


「ダメに決まっているだろう!」


「勝手に歌って我等を殺す気か!」


「危うく僕達も聞く羽目に成りましたよ!」


ドガッ!バキッ!ドゴッ!ガッ!


「いやん!あはん!おふん!」


「あっ!そこをもっと蹴って欲しいのじゃ!」


「このドM!」


「貴方達を出さなければ良かったわ!」


「そうだよ!」


家族とは思えないほどの暴力の嵐が貂蝉と卑弥呼に襲った。だが、当の二人は逆に感じていた。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「で、では・・・・・第7試合を始める」


奇跡的に復活した鉄心の言葉に揚羽がガイアに問うた


「我と辰がもう一度してもよろしいかな?」


「構わない。そんなルールはダメとは言っていなかったからな。では、此方が出る者達は

―――ヴァーリ、美猴だ」


「ヒャハハッ!オイラの出番だぜぃ!」


「彼女と戦ってみたいと思っていたところだ」


二人の男が嬉々として前に出た


「最初に名乗りをあげなさい」


「九鬼揚羽」


「板垣辰子〜」


「『幽玄龍騎士団』ヴァーリ・ルシファー」


「『幽幻龍騎士団』美猴!闘戦勝仏の末裔だぜぃ!解りやすく言うと孫悟空だ!」


「西遊記に出る伝説の妖怪・・・・・孫悟空の末裔とはな・・・・・」


「お猿さん〜?」


「それでは試合をはじめるぞい。―――試合、はじめ!」


「―――禁手」


カッ!


ヴァーリは瞬時に白い全身鎧を身に纏って宙に浮く


「辰と似た鎧だな」


「本当だー」


「おら、いっくぜぇー!」


「戦いが好きそうな猿だな!」


「板垣辰子、鎧を纏うがいい。その実力を確かめる」


「一誠君は絶対に渡さない!」


辰も青い全身鎧を纏うとヴァーリに殴り掛かる


「初手だ」


バババババババッ!


数多の魔力の塊を放つヴァーリ、対して辰は両肩にオーラを集めて大口径のキャノン砲を形に成すと

キャノン砲から膨大な魔力を放ってヴァーリの攻撃を打ち消しそのままヴァーリへと襲うが容易に回避された


「魔力をチャージする時間が短い上に威力がケタ違いだな」


『赤龍帝みたいな技をする』


「だが、そう連発もできないだろう」


「あああああああああああああああああああっ!」


「む」


ドウンッ!


辰がキャノンの一撃を真上に撃ったヴァーリの視界に青い魔力の塊が空に撃ちあがって―――


「食らえええええええええええええええ」


魔力の塊が弾け、辰達がいるグラウンドに数多の魔弾として降り注いできたが

ヴァーリは光の速度如く振り注ぐ魔弾をかわし辰に接近する。辰の目の前に移動し手のひらを突き出したら

魔方陣が展開されて複数の魔力弾が零距離から放たれた


ドドドドドドオッ!


「ぐあっ!」


「考えは良い、素人だったら効果的だろうが生憎残念なことに俺達にこんな攻撃は効かない。

この倍と速度の攻撃をする奴を俺は知っている」


白い籠手が青い鎧の腹部を突き破り、鎧の中身に届いた。


「がっ・・・・・!?」


「鎧が壊れないとでも思っていたか?それは浅はかな考えだ」


『Divide!』


「ついでにこの鎧の名前を教えよう。この鎧は神滅具『白龍皇の光翼』の禁手『白龍皇の鎧』。

俺は二天龍という最強クラスの力を有しているドラゴンを宿している」


「い、一誠君の中にいる・・・・・ドラゴンより・・・・・強いの?」


「ゾラードの事達か?―――秘密だ」


『Divide!』


「それとボーとしていいか?『白龍皇の鎧』の能力は触れた相手の力を十秒ごとに半分に減らす効果がある。

力をなくせばお前は負ける。一誠を取り戻せなくなるぞ」


「―――それだけは絶対にいやあああああああああああああああああああああああっ!」


カッ!


『おおおおおおおおおああああああああああああああああああああっ!』


辰の鎧が一瞬の青い閃光を放った。光が収まるとそこには巨大な青いドラゴンがいた


『絶対に一誠君は渡さない!』


「もう一つ、言っておく。何もお前だけが龍になれる訳ではない。―――我、目覚めるは」


『さあ、行こう!』 『行くぞ!』


「神に認められし二天龍なり」


『我等は、神に認められし天龍!』 『そして、白龍皇なり!』


「無限と共に生き夢幻と共に歩み」


『友と共に歩み!』 『友の敵を屠る為に!』


「我、無垢なる真なる白龍神皇と成りて」


『我等は、真なる力を持って!』


「「「「「「「「「「汝を白銀の光輝で鎮めよう」」」」」」」」」」


『白銀の極光龍変化!!!!!』


カアアアアアアアアアアアアアアッ!


ヴァーリは呪文を唱え出すと身体中にある青い宝玉から老若男女の声が発せられる。ヴァーリの姿が

一瞬の閃光に包まれて姿が見えなくなった。そして、光が収まるとそこには

青い宝玉が身体中にある白い龍へと姿を変えた。


『俺も龍と化となれる』


『久々の戦いだ!ヴァーリ、派手にやろう!』


ヴァーリの他にもう一つの声が聞こえた。―――ヴァーリの中にいるドラゴンの声だった


『絶対に勝つ!』


『俺達が勝つ』


青と白のドラゴンが空高く舞い上がった


「おっ!ヴァーリの奴がアレで戦うんなら俺っち達も空で戦おうや!」


「望むところだ!」


「金斗雲!」


美猴が誰かを呼んだ。すると宇宙船から金色の雲が現れて美猴の足下に停まった。その光景を見て揚羽は頷く


「まさしく孫悟空だな」


「そんじゃあ、いくぜぇ!ヒャッハー!」


ギュゥンッ!


金斗雲に乗り空に移動する美猴に追い掛ける揚羽、全員が空中戦へ挑み始める


『ああああああああああああああああっ!』


『ドラゴン同士で戦うのは久しいな』


辰から放たれた火炎球をヴァーリも巨大な火球を放って火炎球を吹っ飛ばした


『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!』


咆哮を上げる辰、そんな彼女の周囲に魔方陣が次々と現れる


『アルビオン、感じるか?』


『ああ、―――力が尋常じゃないな』


『まるであの男と戦っているみたいだ』


『私と同じ二天龍、赤い龍帝ドライグを宿す悪魔を思い出すな』


ヴァーリはドラゴン、アルビオンと会話をしながら翼を大きく広げた


『だが、私達は赤龍帝を打ち勝った』


『俺達は次の目標に突き進む』


『『打倒!兵藤一誠、「無限の龍神」オーフィス、「真なる赤龍神帝」ガイアを倒す為に!』』


ドオオオォオオオオオオオオオオオオオオッ!


辰の周囲にある魔方陣から極太の青い魔力を放った。


『美猴!遠くに離れていろ!』


「っ!あいよ!」


「むっ、逃さんぞ!」


『―――無力!』


バシュンッ!


辰の攻撃が一瞬にして消失した。同時に辰が地に落ちていく。九鬼揚羽も同様だった


『ち、力が・・・・・』


『「無力」。俺の視界に入ったものの全ての力を奪い取る。そして、奪った力は俺の力となり

余剰になった力は―――』


ヴァーリの身体中にある青い宝玉が輝きを増していく


『攻撃に回す。―――シャイニング・バーストッ!』


口から膨大な質量の光の閃光がしたと思った瞬間、極太の白い柱状の光が揚羽と辰を飲み込んだ。

そのまま川神学園のグラウンドに直撃した。


「派手にやったなぁ!」


『下に和樹達がいるから周りに被害はないだろう』


「でもって、説教されちゃうかもしれないな!『やりすぎだ!』ってよ!」


美猴と共に地上に降りる。グラウンドはヴァーリの攻撃で巨大なクレーターを作って

クレーターの中央には満身創痍の揚羽と辰の姿がいた


「―――そこまで!勝者、ヴァーリ・ルシファーと美猴!」

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真剣で私に恋しなさい! Original Sound Track ~真剣演舞~
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