第3者side
「まず確認じゃが、本当にマダラじゃったんか?火影」
土影・オオノキが猿飛ヒルゼンに問う
「うむ。これは、間違いなくマダラじゃ」
その問いに猿飛ヒルゼンが答える
オオノキは顔をしかめたが猿飛ヒルゼンの見せた写真によって驚いた
「それで、何故マダラが生きておる?生きていたとしても寿命の限界というものがあるはずじゃ・・・奴は不死かなにかなのか?」
「それは、わからない」
そしてその場が静まる
そんな中雷影・エーが口を開く
「で、マダラがいたとしてそれがどうした?奴はなにもしていないのならそれに越したことはないだろう?」
エーの言葉は正論だ
その言葉にほかの影たちも頷く
「マダラが言っておったんじゃ・・・俺の名を知らしめると、知らしめないのならば俺が知らしめる・・・そういったからこうして手っ取り早く知らせた・・・それだけだ」
火影のいうこともまた正論
五影会談・・・これが、1番てっとりばやいのは確実だ
「成程・・・だが、火影。お前はマダラを過大評価しすぎではないか?」
エーは問う
その言葉に猿飛ヒルゼンは何かをいおうとしたが
「いや、それが正しいんじゃぜ。マダラの実力は儂たちが束になっても勝てないほどじゃぜ」
オオノキが言う
マダラと唯一戦ったことのあるオオノキだから言える言葉だろう
「そこまでなのか・・・」
今度は風影が
そして、その時だった
「なら試してみるか?」
ある男の声が響いた
第3者side out
マダラside
さすがにここまで舐められたのは気に入らなかったのでつい声を出して姿を出してしまった
「っ!!・・・火影、お前のいった事は本当のようじゃな・・・この圧倒的な威圧感・・・まさに、あの時と同じじゃ」
「ほう、覚えていたのかオオノキ」
知らないがとりあえず話を合わしておこうと思った
「何が目的じゃ?」
「・・・そうだな。最初は俺の名を知らしめるだけだったが・・・どうする?戦争でもするか?」
正直、今の暁と俺とサクヤが組めば負ける気がしない
そんな考えをしていた時だった
「っち!!」
「話の最中に攻撃をしかけるのはどうかと思うが?」
雷影が物凄い速さで俺を殴ろうとしてきたので須佐能乎で止めた
「貴様がもし戦争なんぞ始めようというのなら・・・今、ここで殺す」
殺す・・・か
無理だな、ここに居る奴らじゃあ俺は殺せない
「やってみろ」
そのすぐに砂金の波が俺を襲ってきた
さらに水影の溶遁も
オオノキは塵遁の構えをしている
火影や雷影も戦闘態勢
・・・これは、使うか・・・
「輪廻眼」
俺は目を輪廻眼にして術を吸い取った
「「なに!?」」
「「「輪廻眼!?」」」
水影と風影は驚きほかの影たちは俺が輪廻眼を使ったことに驚いていた
「火遁・豪火滅却」
俺は火のなみを放つ
「水遁・水竜弾の術!!」
水影がすべてを消すのは不可能と思ったらしく1部をけしてそこから逃げてなんとか回避したようだ
ふふふ、さあ、今の5影はどこまで強いか見せてもらおうか