小説『うちはマダラと同じ容姿と能力を手に入れ転生しました』
作者:イクス()

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マダラside


「どうした?五影の実力はこんなものか?」


俺の目の前には膝をついている5人の影達
…情けないな
ここまで、弱いとは


「そんなわけないわぁぁぁぁぁ!!」


雷影が俺に瞬身の術で突っ込んでくる
…4代目火影波風ミナトがいない今では1番の速さだ…だがな


「速さだけじゃ、俺は倒せないぞ?」


須佐能乎でガードする
ったく、まだ完成体でもなんでもないただの須佐能乎なのに破れないとは…
こいつら、サクヤより弱いんじゃないか?


「なら、これでどうじゃ!!」


オオノキが俺に塵遁を放ってくる
はあ、なぜ学習しないのか…


「お前はその年になってもなにも変わっていないな…」


俺は塵遁を吸収して自分の力へと変える
ほんの少しだがチャクラが回復したか…


「…はあ。興が削がれた。今のお前たちを殺したところでつまらないだけだ…尾獣でも狩るか?」


俺の言葉にもっとも反応したのは雷影だった


「そんなことは死んでもさせん!!」


…ほう。こいつは家族に尾獣でもいるのか?それとも親しい奴か…
まあ、実際尾獣を封印する手など俺にはないから意味がないがな…


「…フッ。じゃあ、もっと強くなることだ…俺はいつ狙うかわからないぞ?…転移」


「ま、待て!!」


火影が何か言ってるが聞こえんな
俺はそのまま家へと転移した



マダラside out





五影side



「まったく、敵わなかった…あのときと変わらず」


オオノキは地面をたたく
そして、エ―は


「おい!!ほかの影達!!今すぐ同盟を組んでマダラを倒すんだ!!でないと、尾獣が奪われるぞ!!」


かなり焦りながらほかの影達に言う
…それも、そうだ
なんせ、弟が狙われるかもしれないんだからな


「雷影、1度落ち着け。とりあえずマダラの口ぶりからしてその可能性はほとんどない」


火影・猿飛ヒルゼンが言う
そして風影や水影が


「確かにそうだな…本気で尾獣をとるならもうしているはずだ」


「私もそう思います」


火影にのっかる


「なにかあってからでは遅いのだぞ!!」


エ―納得できていないようだ
そこで、火影が


「では、雷影…お主はあのマダラに勝てるとでも?戦争をしてみるか?といったマダラのことだ。何かあるにきまってる。そのマダラにお主は勝てると?」


「っ!!…だが」


「一応、マダラには今後注意を払っておく…今できるのはそれだけじゃ」


ヒルゼンの言葉にほかの影達もうなずく
雷影もしぶしぶだがうなずいた


「大丈夫じゃ…いずれ、あのマダラを超える忍は現れる。わしらはそれを育てるのに誠心すればいいんじゃよ」


その言葉にこの場にいる全員が何かを決心したような顔になった


五影side out





うちはイタチside



マダラが生きている
そのことが今、暁の中では話題になっている


「うちはマダラが生きている!?んなことあるわけねえだろ!!みまちがいじゃねえのか!?うん」


暁の1人であるデイダラが言う


「それはない。現に木ノ葉隠れはマダラに襲撃され多大な損害をおったのだからな…それにゼツも見たと言っている」


暁一同がゼツを見る


「うん、確かにみたよ〜。すんごかった!!さすが伝説の忍だね!!ここにいる全員が束になっても勝てないんじゃないかな〜」


「タシカニチャクラリョウハコノバニイルゼンインヲリョウガシテイタカラナ」


白ゼツと黒ゼツがそれぞれ言う
…まあ、うちは最強伝説に乗るほどだから当たり前だろう
だが、木ノ葉が襲われたか…サスケ…無事でいてくれ



うちはイタチside out



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