小説『FAIRYTAILの世界へ!!』
作者:()

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8年後ですwww











やあ、ユウトだよwww



あの後ジェラールがエルザを砂浜に置きに行っている間に、某青狸のどこでもでマグノリアに行った。



それで歩き回っていたらたまたま『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』を見つけたから、そこに入った。



偽名でシャドウって名乗ってるけどねwww
厨二病っていうな。



ちなみに顔を見せず、ミストガンと同じく眠らせてからギルドに入っている。



ん?理由?



なんかミステリアスな感じがしてカッコいいじゃんwww?
だから厨二病っていうな。



入った後、暇つぶしに依頼を受けまくってたらS級になれた。



それで調子に乗ってさらにS級の依頼を受けまくってたら、聖十大魔導にもなれた。
チョロイwww



今では『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』最強候補が、ギルダーツ・ラクサス・ミストガン・シャドウってことになっている。



話は変わるがギルドに入って少ししたら、ウェンディと出会った。
これにはマジでびっくりしたwww



それで少しの間、一緒に旅をした。まあなつかれましたよ、はいwww



でも結局『|化猫の宿(ケット・シェルター)』に預けた。
原作通りにね。



話はまた変わるが、おかしなことに星霊のバルゴがなぜか俺のところにいる。



しかもなにやら俺の魔力が異常に多いらしく、帰ってくれないし………。



まあ可愛いからいいんだけどねwww



桃色の髪を肩に届かないくらいで切っていて、眼はハイライトのない蒼。
頭にはメイドのカチューシャがつけられている。
顔は無表情だが非常に整っている。
スタイルもよく、Dの胸に腰はキュッと括れていて、脚も程よい肉付きでスラリと伸びている。
その肢体を覆うのは所謂メイド服で、脚にはニーソックスがあり、絶対領域を作り出している。
普通のメイドと違うのは、手枷がついているところだろうか。
つまりは絶世の美女だということである。
これが黄道十二門・処女宮のバルゴである。



さて、話を戻して、今は『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』と『|幽鬼の支配者(ファントムロード)』が戦争中。



一回不様に負けてギルドに帰ってきているところだねwww



俺は今ミストガンと別れて、ファントムの支部を潰して回ってますwww



「まるふぉいwww」



ドガァァァン!!



「ふっはwwwテラ弱すwww」



「お疲れ様です、ご主人様」



そう言ってバルゴはユウトにタオルを渡す。



「おっ、ありがとねwww」



「お仕置きですか?」



「うんwwwもちろん、性的な意味でwww」



「はぁぁ………///」



ユウトのセクハラ…ていうか犯罪宣言に、バルゴはうっとりとした吐息を漏らす。



うんwwwもう一線は超えっちゃってるけど何かwww?



さて、ミストガンに報告しないとな。



『こっちは終わったぞ、ミストガン』



『さすがだな。私はもう少しかかる』



『おk把握www』



さてさて、確か原作だとギルドに向かって撃たれたジュピターを止めようとして、エルザが負傷するんだったな………。



………ジュピターだけ消してやるかwww



「バルゴ、エルザを助けに行くぞ」



「………わかりました」



いつも無表情のバルゴが嫉妬だろうか?
少しムスッとなり、いつのユウトの言葉ならすぐに対応するのに、少し間が空いて返事をした。



まあ、そんなところも可愛いけどなwww



ユウトside out―――











エルザside―――



「ギルドはやらせん!!」



私は今『金剛の鎧』を着てギルドの前に立ちはだかっている。



『ファントム』が攻めてきたのだ。



奴らはギルドに『魔導集束砲・ジュピター』を撃つつもりだ。



もう大切なモノを失いたくない!



「エルザ!」



ドゴォォォォォ!!



ナツがエルザを呼ぶ声とともに、ジュピターが発射された。



私はそれを受け止めるために、足に力を入れる。



しかし私の前に黒いコートを羽織った者が現れたのだ。



「お、おい!貴様、どけ!」



私は危険だからどけと言った。



しかし………。



「いや〜、可愛くなったなエルザwwwいや、どっちかと言ったら綺麗になったなwww」



え?



このヘラヘラした話し方………。



黒コートに聞こうとしたが、ジュピターがもうすぐそこに迫っていた。



「あらよっとwww」



キュイーン



黒コートがジュピターに向かって右手の平を向けると、接触した瞬間に、ガラスが割れるような音とともにジュピターが消滅した。



「なっ!?」



「すげえ!」



「何が起こったんだ………?」



黒コートがしたことでエルザは驚愕の声を上げ、ナツは称賛し、グレイは唖然とする。



当然だ。
魔導集束砲を右手ひとつで消滅させたのだから。



「お疲れ様です、ご主人様」



そう言って黒コートに寄り添うように現れたのは、容姿端麗なメイドだった。



「おう」



黒コートはそう言って愛しげにメイドの髪をすく。



それをメイドは無表情ながらうっとりとした感じで受ける。



………なんかむかつく。



「貴様…何者だ!」



『|幽鬼の支配者(ファントムロード)』のマスター・ジョゼが怒りの声を上げる。



すると黒コートが口を開いた。



「あ、どうもwww『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』のS級張らせてもらってるっす、シャドウというっすwwwよろんしゅくおねあいしゃーすwww」



エルザside out―――











ユウトside―――



「シャドウ!?」



「こいつが………」



エルザが驚き、グレイはどこか納得したような表情を浮かべる。



「ちっ!クソガキがぁ!」



おぉ、怖い怖いwww



さた、こんな怖いところからはさっさと消えますかwww



「バルゴ、こっちに来なさいwww」



「はい。………キャッ!?///」



はい、抱きかかえましたが何かwww?



うん、いい匂いもするしやわらかいしで最高ですなwww



「ジュピター消してやったんだからあとはガンバwwwアデューwww」



シュン!































「やほ、ミストガン、ポーさんwww」



ポーさんのフルネームは『ポーリュシカ』。
人間嫌いの治癒魔導士だ。



「誰がポーさんだい!」



「何をしていた?」



「ちょっと魔導集束砲を打ち消してきましたwww」



ユウトがヘラヘラしながら話すと、ポーリュシカとミストガンは目を丸くする。



いや、そんなにガン見しないでwww怖いwww



「あんたホント何者だい?」



「………まあユウトだしな………」



「ちょwww何その反応wwwひどいwww」































『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』と『|幽鬼の支配者(ファントムロード)』の戦争は、原作通りフェアリーテイルが勝ちましたとさ。



































『|幽鬼の支配者(ファントムロード)』との一戦後、私はマスターと話していた。



「マスター、シャドウとはいったい何者なんですか?」



エルザがそう問うと、マカロフは目を見開いた。



「どうしたんじゃ、急に」



「あの時シャドウが手を貸してくれたんです」



「なんじゃと!?」



「どうしたんですか、マスター?」



マスターは私の言ったことに驚いているようだった。



「いきなり現れてすぐ消えたよな」



「あい!」



「ジュピターを右手一本で消しちまうしな」



「すごかったよねえ」



ナツ・ハッピー・グレイ・ルーシィが各々の意見を言う。



「儂もあまり知らんのじゃが………。ただあいつは恐ろしく強い」



「そんなのはわかってるよ爺さん。S級だし」



マカロフの言葉に呆れを交えて返すグレイ。



確かにS級には相応の強さが必要だ。



「それもあるが、奴は『聖十大魔導』の一人じゃ」



「………は?」



「「「「「ええええぇぇぇぇぇ!?」」」」」



衝撃の真実にここにいる皆が大声を出す。



「本当かよ、爺さん!?」



グレイがもう一度聞き直す。



「うむ。本人はかなり嫌がってたがの」



「なんでだよ?」



マカロフの言葉にナツが聞き返す。



確かに…なぜ嫌がるのだ?



「うむ。本人曰く、『正直めんどくさいwww』…じゃ」



「「「「「ハアアアァァァァ!?」」」」」



































はいどうも〜wwwユウトです。
今はギルド(?)の中にいます。



何故ギルドの後ろに(?)をつけたかというと、結局あの後ギルド壊されたんだよねwww



今は『ぬらりひょんの孫』の『明鏡止水』という能力で、ギルドの中に入っている。



この能力は相手を畏れさせて自分を認識できなくさせる能力なんだけど、そこは俺、無条件で見えなくなりましたwww



ちなみにバルゴも見えなくなっている。



星霊界に還ってといったら涙目+上目使いで見てきたから、折れましたwww



そのあとバルゴが小さい声で、『計画通り(ニヤリ)と言っていたのは気のせいだと思う。



ところで今のギルド内は………。



「もう一度言ってみろ!」



「弱ェ奴はこのギルドに必要ねえ」



ラクサスの言葉に激怒するエルザ。



「(修羅場ですね、ご主人様)」



「(ああ)」



雰囲気最悪ですwww



「これはこれは…元凶のねーちゃんじゃねーか」



「ラクサス!」



毒を吐き続けるラクサスに対し、今度はミラジェーンが声を荒げる。



「まあ俺がいたらこんな不様な目にはあわなかったがな」



「そーですねwww」



俺、介入www



「シャドウ!?」



「この人がシャドウ!?」



いきなり現れたシャドウに対し驚きの声を上げる、ラクサスとレビィ。



「そ〜だよ〜www」



それに答えながらユウトはレビィの頭を優しくなでる。



「ふぁ………///」



レビィは最初は驚いていたが、撫でられるうちにほわっとなっていく。



「………」



それに面白くないと、バルゴはユウトの脇腹をつねる。



イタタタタタwww無言でつねらないでwww



「何してんだよ!?」



ジェットは想い人の頭を撫で、尚且つその想い人も嫌がっていないことから嫉妬し、声を荒げる。



何を…だと………?



「愚問だな。可愛い子は愛でる。ただそれだけだ」



「〜〜〜ッ!?///」



堂々と、そして真剣に可愛いと言われて声にならない悲鳴を上げるレビィ。



補足だがユウトの見てくれは非常にいい。
男が美少女にカッコいいと言われるようなものだ。



「何か…思っていたのと違う………」



ルーシィは自分の想像していたS級魔導士とのギャップに困惑する。



「(この話し方…やはり………っ!)」



「何しに来たんだ、ユウト?」



覚えのある話し方に確信を抱くエルザに、自分でも勝てるかどうかわからない魔導士に警戒するラクサス。



「特に意味はねえよ。暇つぶしだwww」



次は楽園の塔編だな。



「んじゃそーいうことでwwwアデューwww」



シュン!



「ま、待て!」



何か言ってたけど気にしないwww










あとがき
どうも、ジュピターです。
今回も意外と長くなりましたね。
次回は楽園の塔編です。
そろそろ『FAIRYTAIL』以外の小説も書いていこうかなと考えております。
ではでは、また次の機会で…。
あ、あと殿堂入りしました。



-5-
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