小説『FAIRYTAILの世界へ!!』
作者:()

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VS.フクロウwww










うん、フクロウにしようwww


やあ、ユウトだよwww


とりあえずの戦闘相手は決めたけど………。


………どこにいるのかさっぱりわかりませんwww
どないしよwww


「よし、とりあえずバルゴは星霊界に帰っててね」


「………何故です」


ユウトの発言に、ムスッと頬を膨らませるバルゴ。


そんなに嫌そうにしなくてもwww


「バルゴの戦闘には地面が必要だろ?ここ塔だしwww」


地面潜ったとたんにアボンwww


「しかたないですね………。では」


バルゴは言ったと同時にユウトの頭を掴み、自らの豊満な胸に引き寄せる。


いやいや、何で顔を胸に押し付けられてんのwww?
でも幸せwww


「何してんの?」


「マスター成分補充です」


なにその不思議成分www
ていうかその成分嫌だなwww


「では―――――」


バルゴはメイドらしく一礼した後、星霊界に帰って行った。


さて、行くかwww

































あるぇ?
なにこの状況?


俺の視界に広がる死屍累々とした光景。


ナツみたく、前髪が撥ねているフクロウ。
ということは、やはり原作通り捕食されたのだろう。


こんがりおいしく焼かれたハッピー。


腹から血を流している役立たずシモン。


地面に倒れ伏すグレイ。


………!?


はい、問題発生〜www


原作ではグレイが『氷刃・七連舞』という中二……ゲフンゲフン!カッコいい魔法で勝つんだけど………。


なんかグレイ君が殺られかけてますwww
地面に這いつくばって、ただフクロウを睨みつけているだけですwww


「ホーホホウ………。これでまた一つ悪が滅びる」


「クッ………!」


「グレイ〜〜〜!!」


ドヤ顔を決めているフクロウに、グレイは悔しそうに呻き、ハッピーは仲間の名を叫ぶ。


フクロウはその後、右手に炎を纏わせる。


おっと、あれは『火竜の鉄拳』か?


………まあ一応俺もギルドの一員だからな。


助けてやるかwww


「『|二ツ星神器・威風堂堂(フード)』」


ガキン!


クロウの言葉と同時に地面から生えてきた巨大な腕に、フクロウの拳が防がれる。


「ホホッ!?」


驚きの声を上げてよろめくフクロウ。


今俺が出したのは『うえきの法則』という作品に出てくる、天界人が使う神器だ。


神器は十個あって、今俺が出したのは『|二ツ星神器・威風堂堂(フード)』。
盾の役割を担う防御の神器である。


ちなみに普通の天界人より強力な神器を出す『|新天界人(ネオ)』の神器を出している。


「ユウトッ!?」


「よぉ。手ひどくやられたみたいだなwww」


「ユウト………」


現れた魔導士に驚きの声を出すシモン。
その声をユウトは無視して、グレイを嘲笑っ……心配した。


「ホホッ。貴様もジェラールから聞いているぞ、シャドウ。貴様の悪名も我がギルドまで届いている。正義のために貴様を討つ!」


ほぅ………。


「ならば俺も一日百善がモットーな奴の代わりに貴様を討つ!」


「誰その凄い人!?」


俺の宣言に、ハッピーがツッコむ。


うえきの主人公さんだwww


「ホホウ。面白い………。勝負だ!」


ビシッと俺を指すフクロウ。


おいコラwww


人に指を向けてはいけませんってママに習わらなかったのかwww


もういいやwww
とりあえず攻撃しようwww


「『一ツ星神器・|鉄(くろがね)』」


俺の右手に地面と連結した巨大な黒い大砲が現れ、砲弾を発射した。


『|鉄(くろがね)』は大砲型の神器で、巨大な弾丸を発射して相手を攻撃する、一番基本の神器である。


「ホホウ……こんなもの」


フクロウは射線上からヒョイと避ける。


軽々と避けられてしまったwww


まあこいつの利点は速さより………。


「ホホウ。次は私の番だ!喰ら―――――」


―――――ドゴオオオォォォォォンッ!!


フクロウの言葉をさえぎって爆音が響き渡る。


音源は弾丸の見えなくなった場所からだ。
そこには―――――。


「………は?」


グレイが呆けた声を漏らす。


はい、海に穴が開きましたwww


『一ツ星神器・|鉄(くろがね)』の最大の武器は、その威力である。


実際主人公もこの神器で山一つ消し飛ばしてるしねwww


「(あれを使わせてはいけない!)
ミサイルホーホホウ!」


フクロウはあの神器に恐怖を覚え、早期決着を望んで攻撃を仕掛ける。


背負っているミサイルを、ユウトに向かって発射する。


一直線に飛ばして来るとは愚かなwww


「『五ツ星神器・|百鬼夜行(ピック)』」


ドォン!
ドォン!


ユウトの右手から地面と連結した黄色と黒色のブロックが突撃し、向かってきていたミサイル2基を撃墜した。


「なにっ!?」


驚愕するフクロウ。


今のは『五ツ星神器・|百鬼夜行(ピック)』。


突きの攻撃をする神器。


一点への攻撃力なら、全神器中でもトップクラスである。


「くっ!なら……火竜の咆哮!!」


フクロウは口から高火力の炎を吹き出す。


出ました、もどき咆哮www


よし、回避しよう。
じゃないと萌える……じゃない、燃えるwww


「『六ツ星神器・|電光石火(ライカ)』」


ユウトの足に現れる神器。


そして迫ってくる炎を難なく避ける。


これは高速移動の神器。
結構使い勝手がいい。


「フハハハハハwwwどこを狙っていると言うのかねwww?」


「速ェ………」


呆然と呟くグレイ。
そんな様子を無視して、ユウトはまた一つ神器を行使する。


「『七ツ星神器・|旅人(ガリバー)』」


地面に碁盤状の光のマスが出現し、その枠から現れた箱の中にフクロウを閉じ込めた。
この間、僅か0.5秒である。


「『な、なんだこれはァ!?』」


予想外の技に戸惑うフクロウ。


この神器は狙った相手を確実に捕獲する神器。


地面に張り巡らせたマス目のどこからでも箱を出せる。
さらに内側からは絶対に壊せないが、外側からは簡単に破壊できる。


つまり―――――


「『|鉄(くろがね)』アンド『|百鬼夜行(ピック)』」


ズガアアァァァァン!!


「ホボォホォォ!?」


―――――ユウトが攻撃するのは必然だった。


「酷っ!」


グレイが何か言ってるけど気にしない。


フクロウは先ほどの打撃で、腹の中に納めていたものを吐き出した。


うわ、ナツを吐き出しやがったwww
キメェwww









あとがき


更新遅くなってすみませんm(__)m
言い訳のしようもないです、ごめんなさい。
とりあえず戦闘描写も書いてみました。
文才のなさに全俺が泣いた。
次回で楽園の塔編は完結します。
ではでは、また次の機会で……(^_^)/~

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