小説『FAIRYTAILの世界へ!!』
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バトル・オブ・フェアリーテイルの直前だよ【前編】www









「い、痛ひ………www」


名状し難い痛々しい何かになった状態のユウト。


「フンッ!」


私、不機嫌です!とばかりにそっぽを向くエルザ。


「………お仕置きですか?」


自分の欲望に忠実なバルゴ。


「むぅ〜………」


可愛らしく頬をプク〜と膨らませたレビィ。


『ガタガタ』


絶賛ガクブル中の『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』のギルドメンバー達。


うん、何このカオスwww
どうしてこうなったんだっけ?


とりあえず思い出してみるかwww

































砂浜に立つ五つの人影。


それは楽園の塔からエルザを捕らえた三人の魔導士のショウ、ウォーリー、ミリアーナと、『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』所属の魔導士、ユウトとエルザだった。


「あ、あのよ……すまなかったぜ、エルザ」
「ごめんなさい、エルちゃん」


申し訳なさそうにエルザに謝るウォーリーとミリアーナ。


「私の方こそ……8年も何もできなかった。本当にすまない」


包帯を所々に巻いたエルザが言う。


それにショウは焦ったように擁護する。


「姉さんはジェラールに脅されていたんだ。仕方ないよ」
「まったくだなwww」
『………』


ユウトの言葉に空気が凍る。


えwww何この空気www
た、耐えられないwwwいきなり裏声でもあげてみようかな………。


「ところでユウト。お前は何をしていたんだ?」


ウォーリーが聞いてくる。


ならば正直に答えようではないかwww


「風の吹くままに、自由気ままな放浪旅。旅はいいぞぉwww色々なものが見れてさ。特にご当地限定美少女とかマジさいこ……ん?なんで皆にじり寄ってくるの?しかもなぜにイイ笑顔?」






























エッナニヲスルヤメッアーーーッ


「ズビバゼンでじだ」


ボコボコにされました、本当にありが(ry


「なぜ助けに行かなかった!?」


怒りのままに声を荒げるエルザ。


『え、だってめんどくせぇし』なんて言ったら豪いことになるからな〜。
本音を言えない国、フィオーレ王国www


「いや、その時はまだ今のような力がなかったんだ………。だから力を鍛えていたんだ。本当に……すまないと思っている(キリッ」
「そう……だったのか………」


シュンとした雰囲気になるエルザ。


おいおいwwwそんなのでS級魔導士が騙されたらいかんだろwww


「私はユウトのことだからきっと、『めんどくせぇ』とかいう理由だと思ってて………」


………前言撤回していいですか?

































で、今はショウたちが出ていくところです。


「心に咲けよ!光の華!」


ナツの魔法花火が打ちあがる。


ナツらしく、それは炎の花火だった。
でも俺このセリフは言えないわ……恥ずかしくてwww


「氷もあるんだぜ」


ドォン!と空に咲くのは、グレイの放った氷の花火。


「じゃあ私は星霊バージョン」


夜空に一際キラキラした花火が打ちあがる。


それはルーシィの魔法花火だった。
これはどういう原理で上がってるんだ………?


「強く歩け。私も強く歩き続ける」


涙を流しながら、旧友たちの出立を祝うエルザ。


え?俺?
俺は泣かねーよwww
前世でどれだけの親しい友人たちと別れてきたと思ってんだwww


さて、俺も何かを花火代わりに撃った方がいいよな。
………もうこれでいいやwww


「『破道の三十一・赤火砲』」


ユウトの手のひらから紅い球体の火の塊が現れて、空で爆発する。


………全然花火になっていないのは、愛嬌というやつだろう。


「兄さん!」


おい、そこでなんで感動したように俺を見る、ショウ?
まあとりあえず別れの挨拶ぐらいはするかwww


「達者でな〜www」
「バイバイ、ユウト、エルちゃ〜ん!」
「絶対また会おうぜ!約束だ―――――」
「じゃあな、ミリアーナ。もっとボインになって帰ってこいよ。セクハラしまくるからwww」
「―――――うぉい!!そんなことはさせねーそ!?」


ウォーリーの声を途中で遮って、ユウトは自分の欲望を叫ぶ。


自分の妹のように大切に思っているミリアーナへの犯罪予告に、ウォーリーはキレた。


まったく……これだから最近のキレやすい若者は………。
ミリアーナも顔を赤くしてるからいいじゃないか。
………脈ありなのだろうか……ジュルリ。


それよりもウォーリーって俺らと本当に同期なのだろうか………?
もう40歳超えてるのに無理して見栄張ってるおじさんにしか見えないんだけどwww


というか人間かどうかすら怪しいよなwww


「約束だ」


エルザが最後に別れを告げて、ショウたちは海に還って行った。


生命の母は海……らしいからねwww


ふぃ〜、やっと行ったかwww


さて、宿に戻ってまた一眠り―――――


「おい、ユウト!あの炎うまそうだな!よこせ!」


おい、ナツ。お前は追いはぎかwww

































「ど う し て こ う な っ た」
「いいじゃねーか」
「そうだぞ、ユウト」


ふざけんな、よくねーんだよグレイ。


俺は今、アカネビーチから魔導士ギルド、『|妖精の尻尾(フェアリーテイル)』に連れてこられている。
否、引きずられてきている。


俺の体をぐるぐるに巻きつける分っっっっっ厚い縄。


俺にそっちの趣味はねーんだよwww
どっちかと言ったらSの方だしwww


さて、何で俺がこんなに嫌がってるかというとだな。
画面上の皆も忘れてると思うんだけどさ、俺って素顔見せたことないんだよねwww


『シャドウ』とか中二病全開の偽名も使ってたしwww
はい、これ黒歴史確定〜www


まあつまり言うとだな……なんか恥ずかしいwww


前世で言うなら高校生になったくらいで転校するような感じ。


「………ご主人様は何人落としているのでしょうか………」


ボソリと呟くバルゴ。


そんなことより僕を助けてくださいwww


「ん?あんたら帰ってたのかい?早く中に入りなよ」
「カナ!」


上半身が水着みたいなのだけ着用した痴女……もとい、飲んだくれがやってくる。


この女はカナ・アルベローナ。
同じギルドメンバーのマカオという36歳のオッサンに少し気があるらしい。


年の差カップルですね、わかりますwww


「ん?この男は誰だ?」


ユウトを見て不思議そうにするカナ。


「シャドウだ。偽名だがな」
「………は?」


ちょwwwなぜに俺の代わりに言うかな、エルちゃんwww
ちなみにだが、もちろんのこと俺はコートを着用している。


ここで固まったカナを放っておいて中に入る。


おお〜、デカいな〜。
少しぶらつこっとwww

































「ここはプールですかwww」


酒場の奥にあったプールに来てみましたwww


あ……バルゴ置いてきちまったwww
………まあ大丈夫だろう。
俺はそう信じている(キリッ


「あれ?新人さん?」


ユウトに声をかけてくる小柄な少女。
水色の髪をまとめた状態で話しかけてくる。


彼女の名はレビィ・マグガーデンだ。


おぉうwwwレビィたんの水着姿www
凄く……素晴らしいですwww


しかし残念だなwww
Bくらいかなwww


「………『|FIRE()』」


ボゥッ!


レビィがユウトに魔法の炎を放つ。


「おぁちちちちちちwww何しやがんでぃwww」
「ご、ごめん!なんだかあなたに変なこと言われたような気がして………」


鋭い、レビィちゃんwww
てかどうしてくれんだよ、この焦げコートwww
もう着れねーじゃねーかwww


「あなた、もしかしてシャドウ!?」


………え、ええ〜。
何で今更www?


コート被った不審者は俺って相場が決まってるジャマイカwww


「そうだぞ〜wwwよろしくな〜www」


そう言ってユウトはレビィの頭を撫でる。


「う、うん///」


ガフゥwww
涙目+上目使いとは……やるじゃないか………。


『いつまでレビィを撫でてんだよ!!』
「ゲフゥwww」


レビィの頭をニヤニヤしながら撫でていたユウトに、レビィ大好き隊の二人、ジェットとドロイの攻撃が加えられる。


それを【あえて】喰らうユウト。


なぜなら―――――。


「シャドウ!?ジェット、ドロイ!何してるの!?」


敵は好感度を減らしておかないとね。
ヒャハハハハwww









あとがき
どうも、ジュピターです。
最近テストで更新が遅れました。
これを言い訳とさせていただきます。
まあ欠点だったがな。
ヒャハハハハ!!
もうどうにでもなっちまえぇぇぇ!!
あひゃひゃひゃひゃひゃ(ry




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