小説『赤いお部屋』
作者:DRSTV()

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も・・・・・・もうやめろ・・・・・
こんなの・・・・・・・惨い。惨すぎる・・・・・・。
俺は耐えられなくなり、その場に嘔吐した。
その中に血も混じっていた。
きっと喉を傷めたのだろう・・・・・・。
「けほっ・・・けほっ・・・・はあはあ・・・・・・」
(くそっ)
『大丈夫〜?流石に刺激が強すぎたかなあ。ふふっ。でもまだ日下部君にダウンされちゃあ困るなあ。あと3回も残ってるんだもん』
「・・・けんな」
『・・・・・・・・え?』
「ふざけんな!!!!!俺はお前の玩具≪あそびどうぐ≫じゃねーんだよ!!!!」
『君をあんまり傷つけたくはないんだけど、ごめんね』
「・・・・・?」
するといつの間にか部屋に男が2人いて1人は手にスタンガンを持っていた。
そして片方が俺の手を馬鹿強い力で抑え、もう片方が俺にスタンガンを近づけて来た。
「やっ・・・・・・やめろおおおおおおおお!!!!!!!!」
バチバチッ
「っがあああああああああああああ!!!!!!!!!」
目の前が闇に染まる。
身体が痙攣する。
死にそう・・・・。
  


                 俺は気を失った。

-3-
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