小説『ネギま!?に転生・・・・マジ恋!??なにそれ?』
作者:えんヴぃい()

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あの戦いから5時間後、僕は今空港にいます。



はい。空港です


「ってなななんでぇぇぇぇえええええッ??!!!」

「光太うるさいぞ!!アナウンスが聞こえないだろぅ!」

「ごめんなさい・・・・」

うん、どうやら父さんに会社から電話が来たけどその内容が海外出張らしくイギリスだそうだ。

しかも母さんの実家が丁度イギリスで都合がいいからとそちらに家族総出で引っ越すそうだ。

その話を聞いたのが今から3時間前。

残りは反論する間もなく荷物整理と移動だ。ちなみに会社側が家族分も既にチケットを用意していた・・・・

「ふっふ〜ん♪」

「おかぁーさんご機嫌だね!」

「ふふ♪分かるぅ?あっ!そうかぁ光太は初めて私のお父さんとお母さんに会うからねぇ〜!い〜〜〜っぱい自慢するんだから!!!」

そう言ってムギュウ!!と俺の顔に抱きついて来るMyお母さん。

正直・・・・・・最高です。


「俺も久しぶりに挨拶しなきゃだからなぁ。緊張するよ・・・」

あぁーそうだ。確かに俺お母さんの。ってかじいちゃんとばあちゃんに会った事ないな。

そう考えると少しわくわくしてきた!!


「はやく着かないかなぁ〜(人生初のイギリスかぁ!!待ってろ!)」

「光太・・・・(あぁ〜いつ見ても光太かわいい!!)」

「はぁ・・・・(緊張する・・・というか義父さんに色々聞かれそうだな・・・)」

そして現在川神では、百代が光太の家を発見したが既に光太がいない空家なので絶叫していた。

〜そして〜

「ここがじいちゃんとばあちゃんの家・・・・・・・でけぇwwテラヤバスwww」

何ここ、でかくね?てかでけぇ、べりーびっぐって感じ

「それはそうよ。だってうち元貴族だし」

『えっへん!お母さんすごいんだぞぉ!』アピールだが俺からすれば、先に言え!てなわけです。

あぁ、父さんもう胃がキリキリしてそうだなぁ・・・・ま、嫁の実家だし気まずいだろうなぁ

「お父さんお母さん今帰ったわよー!!」

ガタッ!!

「まぁまぁまぁまぁ!遠いところから御苦労さまかわいいサーシャ!ささっ!賢治さんも中に入って入って!」

「おお!!お帰り!賢治君も久しいじゃないか!っと君が光太かな?」

「はい!山中光太です!!おじいちゃんおばちゃん!」

「「か、かわええ!!」」

なんだなんだ?別段父さんが気にするほど悪い人じゃなさそうだぞ?

なにがそんなに気まずいんだ?

「さぁどうぞ光ちゃん、全部貴方のものよ!」

おばあちゃんが指さす目の前にはおもちゃの山、山、山ぁ!!!

右を向けば・・・・・・



「光太の布団を買わなくてはな。しかしまだ幼い光太にそこらへんの固い布団などとてもではないが寝かせられん。そうじゃ!!今すぐ最高級羽毛布団などを取りそろえれば・・・・・そうじゃ!スイスで鳥ブッ殺してこよう!!」

あぁ・・・・・父さん分かったよ。苦手な理由が。

母さんの父さん。つまり、じいちゃんとばあちゃんはどうやら気が効きすぎる、ありがた迷惑なのだ・・・・と。

確かにこれはこっちも気を使ってしまい気まずいな。

俺も苦手だ。けど、これもまだまだ先が長いのだから今のうちから直して行かないと後で困るのは俺だからな

「じーちゃん(こう呼べと言われた)普通の、じーちゃん達と同じ布団がいい!」

ちなみにじーちゃん達はちょっと高そうで良い感じのお値段の布団である。

まぁそんな中で俺だけ最高級布団で寝るなんて本当に気まずい。

「し、しかしだなぁ・・・・「じぃちゃん・・・・だめ?(ぅるぅる)」いよっっしゃぁああ!!分かった!!みんな仲良し家庭的な布団だぁあああああ!!」

ふん!父さん思い知ったか!これが孫パワーだ!








その頃川神院

「はぁああああああ!!川神流”畳返し!!”」

「「「「「ぐぎゃぁぁああああああああ!!」」」」」

百代を取り巻くように囲んでいた5人の修行僧達が一気に吹き飛んでいく。

しかも囲んでいたのが皆川神院でも上位の実力者ばかりと言うのだから余計に達が悪い。

「弱い・・・・弱すぎる!!アイツは、アイツはこんなもんじゃなかった!!」

まるで焦っているかのようにただ我武者羅に30人以上いる構えた修行僧に突っ込んでいく百代。

それを見ていた細めの男、ルー師範代が隣にいる鉄神心に尋ねた。

「いったい、モモヨになにガあったンですカ?」


「ふぉっふぉ、なにあの子は初めて自分よりも強い者に出会っただけじゃよ。」

その言葉を聞きルーは余計目を細める。

「モモヨ以上にツヨイ?いったいダレですかその人ハ?」

ル―も川神院の師範代。それこそ百代が小さいころから此処にいる。

そして百代の成長を鉄心と同じく知る男だ。

故に興味がわく。今のこの子は既に私ですら勝つのが難しくなってきている。

そんな子に勝つとは一体どのような存在かと

「なに、モモとそんなに年は変わらん。むしろ下じゃろうな」

「な、なんですっテ!!冗談デショ!!」

だが鉄心は本当じゃよと言ったきり道場から出て行ってしまった。
出ていく時少し笑っていたようにもみえる。

ただその場に残されたルーは困惑していた。

「モモより年が下にもかかワラズ、モモより強い・・・やはり川神には強者を寄せ付けるナニカがあるのだろロウカ?」

ルーはこの日から少しパワースポットなどを調べ始めた。
と、同時にその強者に会ってみたいとも一人の武人として思っていた。

そしてそれはそう遠くない未来で叶うのである・・・・・・



「こんなんじゃ、こんなんじゃ何時まで経ってもアイツに追いつけない!!もっと・・・・もっとだぁ!!」

少女もまた、噂の男に追いつくため修行するのだった・・・・

-7-
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