小説『ワールドブレイカー(日本消滅)』
作者:真龍 白虎()

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〜新道 悟に変わる〜

ピロピロ。

携帯にメールが入った。俺はメールを開き確認をする。

『    佐賀県代表 村瀬 歩  (むらせ あゆむ)
                               ゲームクリア
 
     滋賀県代表 田中 博文 (たなか ひろふみ)
                               死亡

     この結果によって、滋賀県は日本から消滅します。

                                   以上          』

メールはもちろん結果メール。ただし、真央のゲームクリアのメールではなく、他の人のメールだった。
今、真央がどんな状況になっているのかしらない俺は、ただ携帯のメールを確認した後、友達になった2人と話を始めた。

「俺・・・ボクシング・・・習おうと思うんだ」

一人の背の高い男が話を振る。名前は荒川 広太。兵庫県代表。

「ボクシング?週何回?」

荒川の話に質問をしたのは林 英司。北海道代表。特徴というと、鼻の下にほくろがあること。

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