小説『ワールドブレイカー(日本消滅)』
作者:真龍 白虎()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

「週三回。火、木、土曜日だと思う」

「週三回か〜。普通の日だったらいいけど・・・ちょうど鍛えることができるし。でも、夏休みに入るといやだな〜」

「なんでだ?」

俺が質問をする。

「川にいけなくなるから。やっぱり、夏は川にいかないと」

あまりの単純な答えに俺たちは反応に遅れた。そうだ、一つ言い忘れたことがあった。英司の特徴だが・・・実はもう1つあり、以上に無駄に川に行きたがる癖がある。

「あ〜、川いきてぇ〜。川行きたいよ〜」

「お前は五月蠅いな、川、川と。夏休みといったらやっぱり海でしょう」

「何?!お前は海派だと。お前は川のいいところを知らないからいえるんだよ。川は飛込みができる。海ではできないでしょう!!」

荒川と英司が「海・川」について語り合っている中、俺は苦笑いしながら部屋を見渡した。いまだに人数は変わらず自分を合わせて5人。俺がこの部屋に来て、メールが4つ届いたがゲームをクリアした人がこの部屋には来なかった。
つまり、もう一つ別の部屋があるのかもしれない。いや、もっとたくさん・・・何のために。

「じゃあ、今度一緒に川と海にいこう。そしてどちらがいいか決めようじゃないか」

「ああ、いいだろう」

やっと、まとまったのか英司と荒川が堅い握手をしている。まぁ、ちなみに俺はプール派なのだが、話がややこしくなるので伏せてといた。

ーピロピロ、ピロピロ。
新しいメールをまた受信をする。すぐに俺はメールを確認した。

-33-
Copyright ©真龍 白虎 All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える