「週三回。火、木、土曜日だと思う」
「週三回か〜。普通の日だったらいいけど・・・ちょうど鍛えることができるし。でも、夏休みに入るといやだな〜」
「なんでだ?」
俺が質問をする。
「川にいけなくなるから。やっぱり、夏は川にいかないと」
あまりの単純な答えに俺たちは反応に遅れた。そうだ、一つ言い忘れたことがあった。英司の特徴だが・・・実はもう1つあり、以上に無駄に川に行きたがる癖がある。
「あ〜、川いきてぇ〜。川行きたいよ〜」
「お前は五月蠅いな、川、川と。夏休みといったらやっぱり海でしょう」
「何?!お前は海派だと。お前は川のいいところを知らないからいえるんだよ。川は飛込みができる。海ではできないでしょう!!」
荒川と英司が「海・川」について語り合っている中、俺は苦笑いしながら部屋を見渡した。いまだに人数は変わらず自分を合わせて5人。俺がこの部屋に来て、メールが4つ届いたがゲームをクリアした人がこの部屋には来なかった。
つまり、もう一つ別の部屋があるのかもしれない。いや、もっとたくさん・・・何のために。
「じゃあ、今度一緒に川と海にいこう。そしてどちらがいいか決めようじゃないか」
「ああ、いいだろう」
やっと、まとまったのか英司と荒川が堅い握手をしている。まぁ、ちなみに俺はプール派なのだが、話がややこしくなるので伏せてといた。
ーピロピロ、ピロピロ。
新しいメールをまた受信をする。すぐに俺はメールを確認した。